モンゴルに来たらモンゴル料理を楽しみたいですよね。なかなか日本人には馴染みのないモンゴル料理。お店の紹介の前にまずは前提知識としてこれだけは食っておけ！という代表的なローカルフードを4つご紹介します。
まずは抑えておきたいモンゴルの人気ローカルフード
ホルホグ（хорхог）
ホルホグは、羊肉をメインに、じゃがいもや人参などの野菜を一緒に大きな缶や鍋に入れ、「熱々に熱した石」と一緒に蒸し焼きにする豪快な料理。モンゴルの国民食です。
ツイヴァン（цуйван）
ツイヴァンは、モンゴルの家庭で広く親しまれている炒め煮麺料理で、日本で例えるなら「焼きそば」と「肉野菜炒め」の中間のような存在です。羊肉もたっぷり入っています。
ホーショール（хуушуур）
ホーショールは、肉を包んでカリッと揚げた大きな餃子のような料理です。基本的には羊肉が使用されますが、牛肉が入っているパターンもあります。思ったよりでかいです。
ボーズ（бууз）
ボーズは、モンゴルの家庭やレストランで最もよく食べられている蒸し餃子です。
皮が少し厚めの羊肉小籠包といった感じです。
ではお店の紹介！
Modern Nomads（モダン・ノマズ）
伝統的なモンゴル料理を現代風に楽しめるModern Nomads。モンゴル料理が初めてという方でも行きやすいお店なので初日に行っても良いでしょう！観光地のスフバートル広場に近いのもありがたいです。
ウランバートル市内に何店舗かありますが、今回は本店をご紹介します。
まずはGOLDEN GOBI(ゴールデン ゴビ)ビールで乾杯！ホルホグとボーズを注文したので飲みながら待ちます
11,900トゥグルグなので日本円で500円くらい。
モンゴルはビールとウォッカをメインに飲むとのことで、周りのお客さんもほとんどビールを飲んでいます。ゴールデンゴビはさっぱりとした味わいでゴクゴクいけます。
まずはお通し？の揚げパンが登場。付け合わせのヨーグルトもパンも甘くない。イメージは食パンをギュッとまるめて揚げた感じです。
ビールをおわかりしたタイミングでメインのホルホグとボーズが登場！
ホルホグ（хорхог）
どデカい！笑
2人前を注文しましたが、相撲取り2人分くらいなので3人から4人くらいで食べることをおすすめします。
まずは骨付きの羊肉を一口。
うまい！！
ガツンと効いた塩味と羊の香りが口いっぱいに広がります。
シンプルな味付けがより羊の旨みを引き出している感じ。ちなみにモンゴルはラム(子羊)ではなくマトン(成羊)を使用するので、羊肉のクセ≒旨みが好きな方にはたまりません。逆もまた然りです。笑
ホルホグは熱々に熱した石と一緒に蒸し焼きにするのですが、これが肉や野菜に焦げをつけて香りを引き立てます。
ゴロゴロのジャガイモ・にんじんもマトンの旨みを吸収して良い感じ。
濃いめの味付けでビールがどんどん無くなります。
お値段は2人前で8,900トゥグルグなので日本円で3,650円くらい。
ボーズ（бууз）
ちょっと見え辛いですが、小籠包のように包状になっています。
こちらも中身はしっかりマトン！そして外にもスライスされたマトンが乗っています。笑
皮は小籠包のように薄くはなく、餃子よりも少し厚いくらいです。
量によってはマトンの重さが終盤で効いてくるので、さっぱりするピクルス系のサイドディッシュを注文しておくと良いかもしれません。
今回はこの二品の他にキムチ・ピリ辛きゅうり等の小皿を注文して美味しくいただきました。
シミーンアルヒ(шимийн архи)
ホルホグが多すぎて腹パンになりながらも、最後はシミーンアルヒというミルクウォッカで！
名前の通り家畜の乳を蒸留させたもので無色透明です。
飲んだ瞬間は乳酸飲料の香りで味はマイルドなウォッカという感じです。度数も20度なので飲みやすい。
今回ご紹介したModern Nomads（モダン・ノマズ）は初めてのモンゴル料理に挑戦したい方にもぴったりなのでウランバートルお越しの際には是非！特にホルホグがおすすめです！
ではまた！
お店の情報
店名：Modern Nomads（モダン・ノマズ）
住所：СТӨ-ний чанх ард, Үнэн сонины байрны зүүн талд Amar’s street, Ulaanbaatar
営業時間：月〜金 11時00分～0時00分
土日 12時00分～0時00分
グーグルマップ：https://maps.app.goo.gl/xqNb8u6D63gdWW7y7