金沢で朝まで飲み、サンダーバードで大阪へ。
金沢の記事はこちら
【金沢グルメ旅その1】いきいき亭 近江町店で最高の海鮮丼を食らう。
【金沢グルメ旅その2】いたる本店でのどぐろと香箱ガニをいただく。正真正銘の名店。ここに行けば間違いなし!
サンダーバードって電車だったんかい。
思わず関西弁がこぼれる。
サンダーバードといえば泣く子も黙る飲み会のコールだ。バスターコール並みの破壊力を持っている。
サンダー、バァードォーー、1号!1号!1号1号1号!
と口ずさみながら3号車へ乗り込んだ。
大阪初日、まずはikivilライターBOIの故郷「西成」へ。
今回は友人のRintaroがゴリ押ししてくれたホルモン中ちゃんへ向かいたいと思う。
西成といえば日本最大のドヤ街・寄り場の「あいりん地区」が有名。
ドヤとは安宿のこと。寄せ場とは、日雇い労働者の集まるところのこと。
ただし、西成=あいりん地区ではないので注意が必要。
近年では昔と比べると治安も良くなり、外国人バックパッカーに安宿としても人気が出てきているようだ。
ホルモン中ちゃんに到着!
さすが人気店、店内は満席。
めちゃめちゃいい匂いがしている。
匂いの元はこれだ。
・原宿のポップコーンを凌駕する強烈な匂いマーケティング。
想像に容易いと思うが、甘辛い香りが最強に食欲をそそる。
腹減った。
暇なのでBOIちゃんに中ちゃんへ来た旨を連絡すると
このホルモンを食べて育ってきたとのこと。
西成生まれホルモン育ちの頼れるやつだ。
入店!
これぞ立ち飲み!というルックス。
スキンヘッドの大将?が雰囲気を2倍増しにしている。
・まずはハイボール(350円)
筆者はハイボールは実質0カロリーだと思っている派だ。
飲み会の場でアルコールはカロリーあるけど体内に吸収できないから太らないと言うと
稀にこう反論する奴がいる
アルコールのカロリーは確かに体内で吸収できないけど、エネルギーとして他の食べ物より優先的に消費される性質があって、カロリー消費のタイムラグがあるからその間に消費できなかった食べ物のカロリーが脂肪に変わ….
うるせぇ!!!
気持ちよく飲もーや。
友人とこの店で待ち合わせしているので待とうと思ったが、あまりに腹が減ったのでお先に大トロホルモン(200円)を注文。
トロットロ!大トロホルモン(200円)
一口頂くと
甘辛い味付けとブリブリの食感、そして口の中でトロける
最高にうまい。
ただ、間違いなくほぼ100%アブラだ。
先ほどのハイボール論争がどうでも良くなるレベルのカロリー爆弾である。
3つ食べて後は友の為に残した。
ここで友人のRyoと彼女到着。
デートはもっぱら赤提灯系の居酒屋と、なかなか粋な男だ。
今日もあいりん地区の視察からホルモン中ちゃんと、付き合って初めての旅行としてはかなりディープなコース。
「こんなはずじゃなかったんですけど」
という彼女の表情を横目にハイボールが進む。九州男児も困ったものだ。
Ryoに注文を任せると勢いよくこう言った
ホルモン中ちゃんください!
Ryoよ。
そりゃ店名だ。
店ごと買う気なのか?
気を取り直して豚ホルモン辛口(200円)を注文。
豚ホルモン辛口(200円)
思ってたのと違うビジュアルだ。
唐辛子系ではなく下にマスタードが敷かれている。
これがまた甘辛いホルモンをさっぱりさせ完璧な調和を見せている。
何よりもこの濃いめの照り焼きの様な味付け。明らかに酒が進む仕様になっている。
すでにハイボールは7杯目。
豚ハツ(300円)
ん〜〜旨い!!
ハツのザクザク感と甘辛いタレの相性最高。
ハイボールは10杯目に突入。
強面の大将にめちゃめちゃ飲みますねぇと褒められた。
この大将、立飲み屋慣れしてないRyoの彼女が注文する際に、そっと近づいて注文を取ってくれたりとめちゃめちゃ優しい方だ。
残念ながら今回女性のひとり客はいなかったが、興味がある方は勇気を出して入店してほしい。
ちなみに筆者が女性だったら札付きのブス確定だが、一人で入れる自信は100%ある。
それにしてもホルモン中ちゃん最高だった。
自宅の近くにあれば通うレベル。せんべろ酒屋としても申し分ない。
西成に立ち寄った際は是非ホルモン中ちゃんへ!!
ではまた!
お店の情報
店名:ホルモン 中ちゃん
住所: 大阪府大阪市西成区太子1-12-7
電話番号: 06-4980-3554