高円寺で貝といえばあぶさんが絶対的な存在感を放っているが
勇敢にも貝で勝負を挑む新星居酒屋がある。
貝せんだ。
今日はikivil編集部の仲間達とTOP EDGE HOSTELのバーで3、4杯飲んだ後
メンバーのARAIから
“クレジットカードが使えてちょい高めで旨い店ある?焼き鳥以外で。“
という絶妙なオーダーがあったので前々から気になっていたこちらのお店に訪問することに。
ARAIに話を聞くと手持ちの現金がないからクレジットカードで払って皆んなから現金を集めるスタイルらしい。
のちの話になるが、この後二軒もクレジットカードで払い、集まった現金を全て門前仲町で使い果たしていた。
宵越しの金は持たないどころかクレジットの負債まで残していくというNEW江戸っ子気質である。
合掌。
本題に戻ろう。
貝せんに潜入!
高円寺の北口を出て左に進み、北中通り商店街を進んで行くと右側にお店が見えてくる。
店の前では新鮮な貝達がお出迎え。
すでに旨そう!これは期待大だ。
大の貝好きとしてはテンション爆上。
席に着くとハイボールをスピーディーに発注。
じっくりとメニューを見ていく。
海宝3種盛りも気になったが、
まずは活貝刺身5種盛り3人前、生牡蠣、ホンビノスの焼きを注文。
良いオーダーだ。
ハイボールで乾杯。
談笑しているとお通しが到着。
爪楊枝が刺さってる方がナガラミという貝。
これが旨い!
貝自体の味がめちゃめちゃ濃い。ギュッと旨味が詰まってて酒が進む。
後ろのシッタカという友達いなそうな名前の貝もナガラミに負けず劣らずのお味。
お通しが旨い店はいいねぇ
活貝刺身5種盛りが到着!
ドンッ!!
来ました活貝刺身5種盛り!
・石垣貝
・ホッキ貝と、赤貝
・赤貝のヒモ、平貝、ホタテ
綺麗だねぇ。
これは贅沢だ。
ここで大変な事に気づく。
4人いるのに3人前しか頼んでないのだ。
熾烈な戦いの後、大好きな赤貝を死守したがホタテを失った。。
しかしどの貝も鮮度が素晴らしい。
石垣貝、ホッキ貝、赤貝
一口食べると、それぞれ個性のある香りがフワッときた後に自然な甘みが追いかけてくる。
平貝のあのザクっという食感も良い。
ホタテは知らね。
日本酒が飲みたい。
ここで本日の牡蠣登場!
今日は北海道産の仙鳳趾(せんぽうし)という真牡蠣。
ポン酢でいただく。牡蠣が食べれないARAIが親切にかけてくれた。
クリーミーで濃厚な旨味!!
思わずメニューに書いてあった説明と全く同じ感想が飛び出る。
ここまでのクリーミーに出会うことはなかなかない。
焼きホンビノス!
ホンビノス貝は北米からやってきた外来種の二枚貝である。
見た目の特徴から白ハマグリやオオハマグリという名前で流通することもあるが、最近はホンビノス貝の名前でスーパー等で見かけることも増えてきた。
お店で食べるのは初めてだ。
お手並み拝見と行こう
うん
旨いな。
若干ハマグリよりも歯ごたえがあるかな。旨味も強い。
勝手に超優良外来種認定させていただこう。
さて、ここまで来て貝せんがめっちゃ良い店ということが解った。
安心して追加の注文をしていく。
酒のつまみを追加注文!
まずは最初から気になってました
赤貝のユッケ
味のイメージが付かない。
合うんだねぇ
思ったより赤貝は独特の香りを主張してこない
個性強すぎて何とも相容れないタイプの貝だと思っていたので意外だった。
食感が楽しいユッケという感じ。海藻のプチプチ食感も楽しい。
お次はつぶ貝ワサビ
こちらは味の予想が付くだろう。
リッチなタコワサだ。
そう言えばタコワサ理論ってあったな。
なんだっけあれ。
まぁいいや。
ラストは貝のごった蒸し!
4種類の貝の出汁が出てる出てる溢れ出てる。
身も美味しいけどスープが良い。
刺身・焼き・蒸しと貝をこれでもかというほど堪能した。
飲み過ぎで疲れた肝臓も回復するどころか
肝臓自体が酒を欲している状態だ。
お会計を頼むとサービスのしじみ汁を持ってきてくれた。
ホッとする味。
と思いきやこれでもかって言うほど貝の旨味を閉じ込めてきてる。全然ホッとしない味。
ただもんじゃないな貝せん。
肝臓も回復した事だしこの後は高円寺のロッキーカナイでメガジョッキ祭りだ!
貝好きと言うか貝が嫌いじゃない人だったら超おすすめの居酒屋なので是非トライして欲しい!
チャオ!
お店の情報
店名:貝せん
住所:東京都杉並区高円寺北3-17-3 プラザ高円寺 B1A
電話番号:03-5356-6631