高円寺のコスパ最強なタイ料理バーンイサーンで三日間連続ランチ。通わないのは不可能かもしれない。

今回は高円寺にあるコスパ最強のタイ料理屋、バーン・イサーンで三日間連続ランチを頂きたいと思う。
三日目には筆者超一押しの一品も紹介しよう。

店名の「バーン」はタイ語で家。「イサーン」はイサーン地方を指している。イサーン地方の家という意味だろう。

イサーン料理をWikipediaで調べるとこうある。

イーサーン料理の特徴は他の地方の料理と比べて辛味が非常に強いことである。極辛の唐辛子プリッキーヌーで辛味をつけるのはイーサーン料理の特徴である。

いいじゃない激辛。ただ、こちらのお店のデフォルトはほとんど辛くないので辛いものが食べれない人も安心してほしい。

合わせて辛めを頼むと激辛になることも覚えておいてほしい。

筆者は毎日通っていた時期もあるほどのバーン・イサーンファンだ。タイ料理を食べ過ぎて心なしかタイ人っぽい顔になってきたこともあるというのは真っ赤な嘘だが、毎日通いたくなる理由を皆さんにご紹介しよう。

まずは高円寺南口を出て、パル商店街へ。

パル商店街のゲート。先日購入した iphone11 pro の調子がいい。
イケてる商店街が多い高円寺の中でも1位、2位を争う商店街だ。

商店街を入ってすぐ、左側に見るからにタイっぽいデザインのバーン・イサーンが現れる。

外にあるランチメニューを見ていこう。

なんと450円〜650円!!

この金額で本格タイ料理が食べられるのだから行くしかないだろう。

日替わりランチ500円も見逃せない。

入店!

念の為店内メニューも

ここでランチタイムサービスの時間帯に注目したい。

なんと11:30〜17:30

ランチを17:30に食べる人だっているでしょう。人は皆んな同じじゃないんだよ。

そんなお店の心づかいが伝わってくる。

・ランチのスープ

濃いめの味付けがいい。

タイを感じさせる厨房ではタイ人のシェフがおたまを片手にバンバン鍋を振っている。
写真では見えずらいがイケメンのおじさんだ。

渋い。

まさに現地にいるかのような本格さ。

【初日】ガイガパオラーカオ(ガパオライス)辛め 550円

初日ということでガイガパオラーカオ(ガパオライス)辛め 550円を注文。

安い。

ちなみに注文すると店員さんが

ガパオ レック ペペ!!

と厨房の燻し銀タイ人シェフへオーダーを通す。

あえてググらないが、「レック」は並盛り、「ペペ」は辛めでほぼ間違いないと思う。勝負師の感だ。

「ガパオ」とは、タイ語でホーリーバジルのこと。
バジルを挽肉や野菜などと一緒に炒めたものをごはんに盛り付けて揚げた目玉焼きを添えたものが、ガパオライスである。

ガパオライスは日本でも人気が出てきているので皆さんご存知だろう。現地タイでも何を食べるか迷ったときはガパオライス、というくらいタイ人にとっても定番メニューだそうだ。

迷ったときはガパオライス。迷ったときはガパオライス。と覚えておいてほしい。

使用のタイミングはお任せする。

見ただけでヨダレが出るほど美味そうなコントラスト。

まずは半熟の卵の黄身を潰す。

そして絡める!

一口!!

うまい!!!

甘じょっぱい味のひき肉、唐辛子の辛味、卵のまろやかさが相まって至福。

パラッパラのタイ米がまた合う。

・スプーンに乗ってる赤いのは全部唐辛子だ

ちなみに辛めを注文するとかなりの量の生唐辛子を投入してくれるぞ!

【二日目】ゲーンマッサマン(マッサマンカレー) 600円

二日目はゲーンマッサマン(マッサマンカレー) 600円を注文!

マッサマンカレーと言えば、アメリカの情報サイト『CNNGo』が「世界で最も美味しい食べ物TOP50(World’s 50 most delicious foods)」という企画の中でNo.1に選んだことから世界中で一躍有名に。

TOP50にはハンバーガーや寿司、タコスなど強豪揃いなのだが

なんとその中で我らが『あん肝』がまさかの32位という歴史的快挙。

あん肝が一番驚いたことだろう。

話をマッサマンに戻そう。

マッサマンカレーは、タイ南部発祥の料理でじゃがいもと鶏肉を煮込んだカレー。

もともとタイ南部のイスラム教徒が食べていたカレーのため、現地のタイ人にはあまり馴染みがないそうだ。

見た目は真っ赤なので辛そうだが、ほとんど辛みはない。ココナッツミルクやピーナッツを合わせることで、深いコクと上質な甘みがある。

さて、このマッサマン一見すると具が少なそうに見えるが、スープ自体がサラサラな為下に沈んでしまっているだけなのだ。

・スプーンで少し持ち上げると、チキンがゴロゴロ入っている。

十分なタンパク質量だ。トレーニング中のマッチョも文句なしだろう。他にもピーナツ・じゃがいも・人参・玉ねぎなどの具材がしっかりと入っている。

ゴロゴロチキンとスープ、ライスを絡めていただく。

ホロホロと崩れるチキンのジューシーさとココナッツミルクの甘さをピリッとスパイスが締める。

なんとも奥深い味わいだ。

店員さんに調味料ください!というとナンプラー・お酢・唐辛子・砂糖の4点セットを持ってきてくれるぞ。

筆者は激辛好きなので終盤でマッサマンに唐辛子を大量に投入し、一気にかきこんだ。

【三日目】パッシーユ(太麺焼きビーフン) 辛め 550円

三日目のバーン・イサーン。全然飽きない。

むしろ朝起きるのが楽しみなくらいだ。

ガパオライス・マッサマンカレーと王道を紹介してきたが、最後に野茂英雄のフォークボール並みの変化球。誰もがパッタイを予想していただろう。空振りだ。

パッシーユ(太麺焼きビーフン) 550円 をオーダー。

これまた安い。

筆者超一押しメニューだ。

・茶色い食べ物はだいたい美味い。

「パット」は炒める、「シーユ」は醤油、なので直訳すれば醤油炒めだが、パッシーユと言えば、このセンヤイと呼ばれるきしめん風のぶっとい麺が特徴!

麺は醤油と砂糖が混ざってか黒糖のような香りがある。(黒糖を使ってるのかもしれない)

ここに筆者は唐辛子を投入してもらう。

甘い麺と唐辛子のパンチがマッチして最高なのだ。

・ぶっとい麺

また具材が多いのが嬉しい。メンバーは鶏肉・小松菜・ねぎ・人参・キャベツ・ベビーコーン等。しっかり野菜もとれる完全食。

・ソースしみっしみのベビーコーン 最高。

三日間のランチ、大満足。

今回はガパオライス・マッサマンカレー・パッシイユを紹介したが、

パッタイ・グリーンカレー・カオマンガイなどもめっちゃおすすめだ。

というか何頼んでも美味い。

一週間通っても飽きないだろう。

高円寺に来た際はぜひバーン・イサーンにハマって欲しい。

ちなみに夜飲みに行ってもめちゃめちゃいいので次回は夜のバーン・イサーンをご紹介したいと思う。

では。

お店の情報

店名:バーン・イサーン

住所:東京都杉並区高円寺南4-25-8 第2高円寺KSビル 1F

電話番号:03-3315-1005

最新情報をチェックしよう!