私が無類のバインミー好きだということはまだ世間に知られてないかも知れない。
お前誰やねん。という声を糧に前に進んでいきたいと思う。
川崎だ。
バインミーとの出会いは三年前。ベトナムはハノイの屋台だった。
一口食べた時に衝撃を受け、それからは滞在中は毎日バインミー、フォー、ブンチャー(ベトナムのつけ麺。これまた旨い。)で回していた。
帰りの便で空港職員にブチ切れられたのは記憶に新しい。フライト寸前まで空港内のレストランでバインミーを食べていたからだ。
帰国後にいくつかのベトナム料理屋でバインミーをオーダーしたが、現地の味に敵うものはなかった。
高円寺ビンミンのバインミーを食べるまでは!
ビンミン(BINH MINH)のバインミー
場所は大一市場の中。ハノイの市場を思い出させる雰囲気だ。
大一市場には高円寺でも有名なお店が何件も入っていたりとかなり面白いのでまた別の記事でご紹介したいと思う。
今回紹介するビンミンは2012年にお店の真横にあるチョップスティックスの姉妹店として高円寺にオープンしたベトナム料理店だ。
市場の外に看板があるので分かりやすい。
入店する前にバインミーを知らない人もいると思うので軽く解説しておく。
バインミーってそもそも何?
バインミーとはもともとベトナム語でパンのこと。そこからパンに具を挟んだサンドイッチのことをバインミーと呼ぶようになった。フランスパンを使うのはベトナムが約100年にわたってフランスの統治下にあったことが起因している。バインミーはレバーパテを使うがそれもフランスの影響だろう。
とGoogleが教えてくれた。
つまるところ
バインミーはベトナムとフランスの文化が生み出した最強のサンドイッチだ。
こちらがお店。基本的には店長のタイさんが一人で営業している。ちなみに会計はお隣のチョップスティックスと同じになっている。チョップスティックスは自家製麺の生麺を使ったフォーが旨い。
ビンミンはベトナム焼き鳥も有名だが、今日はバインミーしか頭にない。
ベトナムの屋台などで使われているイス。
本場の雰囲気が期待値を高める。このチープな感じがいい。
こちらがメニュー。コップも現地仕様だ。
バケットを丸々一本使用したダブルサイズもある。パーティなどにもいいだろう。今回はレギュラーサイズで。
基本の具材(キュウリ・パクチー・なます・バター・チリソース)にプラスしてオムレツ・レバーパテ・ティットヌン(焼豚)・ベトナムハムから二つ具材を選べる。
レバーパテは必ず選択してほしい。
筆者はレバーパテとティットヌンを選択。別皿でパクチーも追加した。
バインミー(バーパテ+ティットヌン(焼豚))
来ました!デフォルトもパクチーはしっかり入ってるので追加はいらないかもしれない。
頼んだ後悔よりも頼まなかった後悔の方がでかい。迷った時は頼む派だ。
断面図も見てみよう。
レバーパテとでっかい焼豚がしっかり入っている。
ワイルドに一口。
旨い!!
なますの酸味とレバーパテの濃厚さ、そしてサクッと軽いフランスパンがとんでもない相乗効果を演出している。
これだ。俺が求めていた味は。ハノイでの出会いから3年、やっと本物に会えた。
川崎的には今のところ東京で一番旨いバインミーだ。
記事を書いていたら食べたくなってきたのでこれからテイクアウトで買いに行きたいと思う。ダブルサイズで。
マジで旨いので高円寺に寄った際は是非食べていただきたい。
テイクアウトで純情商店街を散歩しながら食べるのもいいだろう。
では!
お店の情報
店名:ビンミン 東京支店 (BINH MINH)
住所:東京都杉並区高円寺北3-22-8 大一市場
営業時間:12:00~14:30/17:30~23:30(L.O.23:00)定休日 火曜日
電話番号:03-3330-3992