金曜日の20時を迎え、今週も無事に華金タイムに突入することができた。
恒例のごとくお酒を欲している。
さあ、飲みに行こう!
人生の大半を後輩という立場で過ごしている私も、今日は先輩…
いわゆる”パイセン”として飲みたい気分になった。
後輩を連れ、少し背伸びをして恵比寿の蕎麦屋「香り家」へ!
「香り家」は昼の開店前から行列をなす、著名人も御用達の人気の蕎麦屋だ。
場所はコチラ!
板蕎麦 香り家
千利休の実家のような外観をした「香り家」
ただものではない、名店オーラが出まくっている…!
10万円の蕎麦とか出てきたらどうしよう?
伝統的なマナーを求められたらどうしよう?
そんな少しの不安を抱えつつ、入店!
持ち前の演技力で堂々と入店したが、外観同様、店内も千利休コンセプトがガッチリとキープされており内心圧倒。
覇気剥き出しの何かしらのプロデューサーみたいな人達で大いに賑わっている。
もちろん私も、何かしらのプロデューサーみたいな顔を造って席まで歩く。
私の人生史上、最も重たい(物質として)椅子を引き着席。
そして、テーブルに置かれたメニューは清少納言も愛したであろうフワッフワの軽い和紙で仕上がっている。
ギャップがすごい!
全てがいつもと違う違和感に飲み込まれそうになりながら
名物の「おためし蕎麦切り」と「鴨汁そば切り」を注文!
それでは乾杯しよう。
今宵はハイボールで乾杯
普段の後輩癖が抜けず、後輩のグラスの下で乾杯。
後輩「僕いつも缶チューハイとかしか飲まないので最高っす」
「俺も・・・」という言葉をハイボールで流し込み、
BOI「こういうところで飲んだ方が美味しいよねぇ〜」
っと、
強がりオネェな返答をした自分に対し笑いを堪えていると
メインの蕎麦がさっそく登場!
おためし蕎麦切り
おためし蕎麦切りは ”つゆ” ”胡麻ダレ” の2種類で食べ比べができる。
結論、両方旨い!
なぜなら蕎麦自体が最高に美味しいから。(ちなみに細麺を注文)
これまで都市伝説だと思っていた「麺のコシ」という概念を、初めて実感することができた。
幸か不幸か…麺のコシを知ってしまった私は、
今後食べるであろう麺類の大概を、駄菓子バーで食べたソフト麺のように感じてしまうのだろう。
【恵比寿】懐かしさを求めて駄菓子バーに潜入したら、”未知”の方が多かった件。
鴨汁そば切り
冷えた店内に、あったか〜い鴨汁登場!
見た目の黒さと裏腹に、ほんのり甘い優しいダシのきいたお味。
コシ抜群の蕎麦とトロトロの鴨肉との相性は最強だ。
穏やかな土日をむかえたいのなら、確実に食べておいた方が良いだろう。
天ぷら盛り合わせ
美味しい蕎麦と酒、そして後輩のオベンチャラにすっかり気分が良くなり「天ぷらの盛り合わせ」を追加することにした。
竜宮城で運ばれてきそうなサクサク天ぷらの盛り合わせ。
大変申し訳ないが、エビ以外の正体は掴めなかった。
掴めなかったがどれも絶品であったことには間違いない。
コチラの特製おろしが、天ぷらの味をキュッと涼しくしてくれる。
おかげで最後まで重たく感じず完食できた。
ごちそうさまでした!
おまけ:蕎麦焼酎で〆
パイセン飲みを開始して90分ほど時間が経つ。
状況に慣れてきたのか、粋な感じを演出すべく普段は絶対飲まない蕎麦焼酎「雲海」を注文。
「雲海」…退店後に ”宮崎本格焼酎応援サイト” で調べて見るとこう書かれてあった。
”厳選されたそばと宮崎最北・五ヶ瀬の豊かな自然が育んだ清冽な水で丁寧に仕込まれた深い味わい”
後輩には、
優しくて、飲みやすい。
こう説明した。
言葉は短い方が伝わると、多くのビジネス書に記されていることだが、料理と酒に関してはもう少し語れるようになろうと決意した華金だった。
それではまた!
お店の情報
店名:板蕎麦 香り家
住所:東京都渋谷区恵比寿4丁目3−10 センチュリー・パーク1F
電話番号:03-3449-8498