「高円寺」といえば何を思い浮かびますか？
古着屋？居酒屋？
そんなイメージを持っている方が多いかもしれない。
でも実はカフェ激戦区ということをご存知でしょうか？
ノスタルジックな喫茶店からお洒落なカフェまで、たくさんあります。
その中で今回ご紹介したいのが「エセルの中庭」というカフェです。
実はここikivil編集長のおススメでもあります♪
お店の名前がもうすでにおしゃれ。でもどんなカフェなんだろう。
さっそく中を覗いてみましょう。
一歩踏み入れるとそこは「別世界」につながる中庭が。
高円寺駅から徒歩５分。
「バル商店街」の途中にある路地を曲がったところにあります。
他のお店とは明らかに何か違うオーラを入り口から感じます。
お店は階段を上って３階。
その途中の２階に「アール座読書館」という別のカフェを発見。
どうやらここは読書を楽しむためのカフェで店内は私語厳禁。「エセルの中庭」の系列店だそうです。
※こちらについては次回書きたいと思います。
３階まで上ると空気が急に一変。
枯葉が広がっている土に雑草が生えており、草花が生い茂っていた。
そこを煉瓦の道が続いている。
ここは室内だっけ・・？と疑いたくなるくらい、突然中庭が現れたのです。
煉瓦の道を進むとまるでファンタジーの世界に入り込んだかのような空間が広がっていました。
店内中央には水槽があり、周りにはアンティークなインテリア、彫刻、人形など、いろんなものに囲まれています。
天井にはぬいぐるみがぶら下がっていたり、お店全体が博物館みたいで見渡すだけでワクワク。
店内は薄暗く、いろんな色を照らしている照明がより幻想的な空間に。
お席は１４席ほど。
基本はボックス席になっており、他のお客さんの顔が見えないような作りになっている半個室。
プライベートな空間でゆっくりできるのはうれしいですね。
あとはカウンター席が少しありました。
「物語」を愉しみながら浸るお茶の時間。
「お好きな席へどうぞ」
ちょうど水槽前の席が空いていたため、そこでお茶をすることに。
水の音、店内に合うクラシックのBGMが流れており、なんとも居心地がいい。
たまに小説を朗読している音声も流れていました。
もう、なんて不思議な世界観なんでしょう。完全に迷い込んでしまいます。
メニュー表は厚手のブックレットになっており、これもまたおもしろいのです。
ドリンクのメニューはひとつひとつ説明が書いてあり、中にはちょっとした物語も書いてあります。
注文しないといけないのに、思わず読み入ってしまいました。
今回注文したのは、
・毒林檎の紅茶(HOT) 700円
・スコーン＆クッキー 380円
毒林檎の紅茶(HOT) 700円
乙女心くすぐるとても可愛らしいポットとティーカップでご登場。
アンティークな見た目がなんともこの雰囲気に合う。
今回頂いた「毒林檎の紅茶」はほんのり赤色の紅茶にりんごの甘酸っぱい香りがとても美味しくて飲みやすい。
２～３杯は飲めるほどの量が入っています。
こちらの紅茶はお店の一番人気メニューだそうです♪
スコーン＆クッキー 380円
マーマレードジャム添えです。
熱々のスコーンは表面しっとり中はふわほろり。
何もつけなくてもほんのり甘さを感じられます。
ジャムを付けると甘酸っぱいマーマレードがよりおいしいスコーンに♪
クッキーはバター風味でみんなが好きな味。
どれも紅茶との組み合わせが抜群で素敵なひとりティータイムになりました。
この世界に迷い込んで、気が付けば２時間。
ゆったりと過ごした時間は居心地がよく時間を忘れてしまうほどでした。
『エセルの中庭』はただお茶とスイーツを食べに来るお店ではありません。
普段味わえないファンタジックな空間に浸り、日ごろの忙しい時間を忘れさせてくれるのが『エセルの中庭』。
お友達とも楽しめますが、私のようなおひとりさまも多くいらっしゃいました。
いつもより非日常な空間を味わい方、
あなたも迷い込んではいかがでしょうか。
店舗情報
店名：エセルの中庭
電話番号：03-6383-1974
住所： 〒166-0003 東京都杉並区高円寺南3丁目5-7-6-3F
営業時間：13:00~22:00
定休日：月曜日
公式サイト：http://garden3ethel.blog.fc2.com/
※営業の状況については直接公式ホームページか直接店舗にご確認ください。
