心が疲れた時は音楽を聴く。
飲んでる時はJamiroquaiで踊り狂いたいし、飲みすぎた時はD’angeloで気分を落ち着かせたい。
イライラしてる時は爆音のSEX PISTOLSでストレス解消。
「さぁ、今日は何を聴こう。」
散歩中、外の空気が気持ちよくて、夕暮れがセンチメンタルだったので、Scott Joplinを聴くことにした。
よく料理番組とかで流れてる”アノ”曲だ。
スコット・ジョプリン(Scott Joplin, 1867年か1868年 – 1917年4月1日)はアメリカ合衆国のアフリカ系アメリカ人の作曲家、ピアノ演奏家。ラグタイムで有名な演奏家・作曲家であり、「ラグタイム王」(King of Ragtime)と呼ばれている。(出典:Wikipedia)
スコット・ジョプリンはラグタイムという音楽ジャンルの始祖と言われたりしているが、詳しく知りたい方は頑張って調べてみてください。
ちなみに、私の小学校では給食のBGMとして使われていたので、この曲を聴くと昔を思い出してちょっとセンチメンタルな気分になる。そして、この曲を聴くとお腹が空いてくる。
「あぁ、腹減ったなぁ・・・」と思い、近くに住む友達を誘って、飯を食いにいくことにした。
工場?倉庫?なんだここ
ここが『シュワルツカッツ』という喫茶店だと知るまでは「なんか変わった家があるなぁ」と思っていた。
初見殺しの店構えだ。
近づいてみても、相変わらずよく分からん。
しかしよく見てみると、古ぼけた時計が置いてあったり、西洋調の雑貨があったり、サブカル系の琴線に触れる小物が散りばめられていることに気付く。
シャンデリアに導かれ、恐る恐る入店。
そうだ。次はこういう家に住もう。
店内はバロック調のイメージをベースに、様々なジャンルの雑貨が所狭しと配置されている。
飲食店のハズなのに、モノが多すぎて身動き取れないのが斬新で面白かった。
身動きの取れない店内に常連さん四人と全身ストライプの店員さんが向かい合って座っていた。
「好きなところに座っていいよ」と言われたので、悩んだ挙句、一番固そうな椅子に腰掛けることに。
BGMには冒頭でも説明したラグタイム。気分が盛り上がる。
シュワルツカッツは、不定期でアコースティックライブを開催したり、ネット生配信したり、有名ミュージシャンのMVのロケ地になったり、お客さんも音楽好きな人が多い。
シュワルツカッツのオーナーが世界の雑貨コレクターで、収集している内にこうなったらしい。
男として、そういうの憧れる。
ビンで飲むハートランドで雰囲気に馴染むべし
ikivil恒例の『とりあえずビール』で乾杯。ジョッキで飲むビールもいいけど、たまにはビンで飲むのも悪くない。むしろ良い。
店員さんも常連さんも気さくに話しかけてくれて、美味しくお酒が飲めた。
喫茶店なのでコーヒーも注文できるが、常連さんは基本お酒を頼むそうだ。
こういうパスタをパッと作れたら絶対モテるわ
お酒も程よく回り雰囲気に馴染めてきたところで、「お腹空いてるんですけど、なんか食べれる物ありませんか?」と山で遭難した人みたいなことを聞いてみると、「パスタならできるよ」とのことでパスタを大盛りで注文。
何パスタにするか、食材はどうするか、とか全部お任せで作ってもらった。「パスタをパパッと作れる男はモテるよなぁ」とか考えていると、店員さんが無邪気な笑顔で「美味しい?」って聞いてきたので、「男だけど、抱かれてもいいッ!」と思った。
もちろん美味しかったし、私もパスタをパパッと作る練習を始めることを決意した。
これがトイレ!?
アートギャラリーみたいなトイレの内装。小便ちびった。
最初から最後まで異空間。高円寺らしい喫茶店
おかわりしたお酒がなくなった頃には、常連さんとも店員さんとも打ち解けていた。
しかし酔っ払いすぎて嫌われるのも嫌なので、ほどほどのタイミングでお会計。
ごちそうさまでした。最高の時間でした、また来ます。
お店の情報
店名:シュワルツ カッツ (schwarze katze)
営業時間:
[月•火•金] 12:30~15:00 18:00〜23:00(L.o)[土•日•祝祭日] 12:00〜23:00(L.O)
住所 | 東京都杉並区梅里1-21-21 |
MAP | |
電話番号 | 03-6383-1448 |