“モテる男は美味しいワインを知っている”
こちらは、10代の頃コンビニで立ち読みした雑誌「LEON」でジローラモが語っていた。
”デートの1件目はお洒落なイタリアンにせよ”
こちらは、10代の頃本屋で購入した雑誌「メンズエッグ」に書いてあった。
「美味しいワイン」「お洒落なイタリアン」。この、2つのモテ飯要素が交わったお店に、偶然にも編集長の川崎が連れて行ってくれたのでご紹介したい。
正統派モテ飯屋「恵比寿 アッカ」
ikivilで最もグルメな男、川崎が連れていってくれたのは「アッカ」という名のイタリア料理屋。
契約農家から仕入れた新鮮野菜料理をイケメンソムリエがオススメするワインで楽しむことができる。
もちろんパスタや肉料理も堪能できる抜け目のないラインナップだ。
さっそく、入店することにしよう。
どストレートなイカした店内
ガラス張りの緊張する扉を開けると、そこは東京カレンダーの世界観。
”美男美女” の組み合わせのために設計されたかのような、お洒落ど直球の店内に今回は ”美男美男” の組み合わせで入店。
覇気剥き出しのお洒落な店内に気を失いそうになったが、なんとか着席することに成功。
カウンターでは、イケメンスタッフの森さんが優しく迎えてくれた。
森さんは、そのクールな見た目とは裏腹に、気さくなトークで場を和ませてくれるできる男。
いろんな人たちのデートでは、助演男優賞をかっさらってきたことだろう。
さっそく森さんにオススメのワインを聞き、
乾杯のドリンクを注文。
私は、赤ワインの「CIRO」を。
川崎は生ビールを頼んでいた。
CIROは、ラズベリーの香り・しなやかで旨味たっぷり・フードフレンドリー。とメニューに記載があった。
確かに、そんな味がした。
川崎が飲んでるビールがやけに美味しそう見えるなぁと考えていた頃、1品目の料理が到着。
サラダの概念が変わるサラダ
料理人はアーティストだ!
と、心から思えるほど美しい盛り付けのサラダが登場。
こちらのサラダは、埼玉県にあるサンファーム高橋から直送された新鮮野菜を「生」「揚げ」「茹で」とそれぞれの野菜のパフォーマンスを最大限に引き上げる調理方で作られている。
野菜の本当の旨味という物を実感するには最高の1品だろう。
正直、この一皿で食事は満足できるレベル。
オレンジワイン?
最高のサラダにお酒が進む。2杯目のワインを注文。
私はこれまで、ワインは「赤」か「白」かの2種類だと思っていたが、どうやら「オレンジ」というジャンルがあるようだ。
オレンジワインは「白ブドウ」を「赤ワイン」の製法で作られてできるみたい。
なるほど…
アッカはモテる飯屋であり、学べる飯屋でもあるのだ。
私は、白ワインの「ALIE」を、川崎はオレンジワインの「SASSOCARLO」を注文。
ワインの味をお伝えするのはとても難しい。あなたの想像力で下記のキーワードからそれぞれの味を想像して頂ければ幸いだ。
○ ALIE:セクシー
○ SASSOCARLO:楽しい
人の優しさに触れたアマトリチャーナ
ワインという飲み物の知識がついてきた頃、チーズ色の一文字が引かれた大皿に、可憐に盛られたパスタが到着。
「ほにゃららパスタでーす!」と出されたこのパスタは、5回ほど聞き直して「アマトリチャーナパスタ」と言うことが判明。
初めて聞く名だ。
こちらのアマトリチャーナパスタは、トマトベースに玉葱と、ゴロリとしたベーコンが使用されたシンプルな内容。
シンプルな具材だからこそ料理人の腕がもろに出るのだろう。めちゃめちゃ旨い!
チビチビと取り分けつつ食べた、めちゃ旨アマトリチャーナパスタ。
残り、1ロールで終わりそうになった時は
とても、寂しくなった。
でも、川崎が「食べていいよ」って言ってくれた時は
とても、うれしかった。
甘くも、辛くも、しょっぱくも無いつまみ
メインの肉料理の前にケークサレというつまみを注文。
ケークサレとは甘く無いケーキ。
甘く無いが、しょっぱくもない、それでも、練りこまれたゴルゴンゾーラとイチジクからはケーキのクリーミーさがしっかり出ている。
これまで体感したことの無い、絶妙な風味を味わえる1品だ。
ケークサレと楽しむ3杯目
奇跡のおつまみケークサレとは、こちらの白ワインで楽しむことにした。
右の「Tralivio」というワインは、川崎がいつも”水”と思ってガブ飲みしているワインらしい。
水という先入観でグビっと飲んでみたが、膝から崩れ落ち、四つん這いになりそうになった。
酔った…
そして…イケメンはグラスなめでもイケメンということを知った。
恵比寿で一番カッコいいトイレ
たくさんお酒をいただいたところで、お手洗いを借りることに。
こちらですっ!
と、店員さんに案内されたのが、このお洒落な壁だった。
サーフ系オシャレ木目に小さくWCと書いてある。
トイレということは理解できたが、どう入ればいいのかわからない。
忍者屋敷の隠し扉のごとくあらゆる木目を押して入り口を探ってみて欲しい。
憩いのスペースへの扉は必ず開くはずだ。
36時間物のコンフィで味わう背徳感
本日のメイン「牛ほほ肉のコンフィ」が到着!
36時間、じっくりと火を通し完成するコンフィは、食感と旨味の凝縮具合が異次元。
ホロホロ、トロトロのお肉は口の中で消え、一口一口に背徳感を覚える。
ガブりと豪快にかぶりつくのがオススメの食べ方だ。
もはや、旨いを通りこして、気持ちいいを経験するだろう。
私は合法的ぶっ飛びをアッカで知ってしまった。
〆のワイン
脳内もすっかりブッきまり、
本日の〆の一杯を考えていたところ、お店の粋な計らいで赤ワインの「AMARONE」と「CORINO」をプレゼントしてもらった。
森さんは心までイケメン。
どっしり重い高級ワインをありがたく飲み干し、本日は終了。
帰り際、スタッフの森さんが、
肘にモーターがついているのかと思うぐらい、ブンブン手を振ってお見送りしてくれた。
肘が故障していないことを祈り、私と川崎は帰路についた。
ごちそうさまでした!
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お店の情報
店名:恵比寿アッカ
住所: 東京都渋谷区恵比寿1丁目22−12
電話番号: 03-6277-3688
営業時間:17時00分~0時00分(日曜定休日)